古い家の外壁にはリフォームがおすすめ!理由と種類をご紹介します

時間の経過とともに、外壁の劣化が気になってきたという方は多くいらっしゃるでしょう。
外壁のリフォームと聞くと外壁塗装を真っ先に思い浮かべる方も多いと思いますが、古い家に外壁塗装を行なっても残念ながら効果は見込めません。

本記事では、古い家に外壁塗装をおすすめできない理由や、古い家の外壁リフォームに適切な工法をご紹介します。

□古い家の外壁塗装はできる?

外壁リフォームで真っ先に思いつく作業として、外壁塗装があげられます。
外壁塗装は外観を一新できたり、遮熱や防水機能を維持できる効果がありますが、家が古い場合は外壁塗装をあまりおすすめできません。

*古い家に外壁塗装がおすすめできない理由

古い家は外壁材の老朽化や内部下地の腐食が進んでいる可能性が高いので、外壁塗装を行なっても密着力が悪く塗膜がすぐに剥がれてしまう可能性が高いです。

「古い家」と呼ばれる家は、築40年を超えていることが多いです。
そのような家は経年劣化や雨漏りが原因で、内部の下地部分や構造部の腐食が進み、外壁材が剥がれたり浮いたりしてしまっています。

外壁塗装は表面状の塗装になりますので、家の内部は改善されません。
従って、古い家に外壁塗装を行なっても効果は見込めないため、外壁塗装を安易に行わないようにしましょう。

□外壁リフォームの種類を2つご紹介!

外壁リフォームの種類は、一般的に外壁の張り替えと外壁の重ね張り工法の2つがあります。

*外壁の張り替え工法

外壁の張り替えとは、家の外壁材をすべて剥がし新しい外壁材に交換するリフォームです。
家に使用している外壁材は一生モノではなく、20年から50年ほどで寿命が来ます。
寿命を過ぎた外壁を使用していると、雨漏りや劣化の原因となります。
家の安全性を持続させるためにも、新しい外壁材に交換することが大切です。

*外壁の重ね貼り工法

こちらは現在使用している外壁材の上から、新しい外壁材を貼り付ける方法です。
既存の外壁材を撤去する必要がないため、張り替え工法と比べると価格が抑えられます。
しかし、既存の外壁の種類によっては重ね貼りできないこともありますので、重ね貼り工法を検討する際は既存の外壁の種類を確認しておきましょう。

□まとめ

古い家の外壁リフォームを検討している方は、まず外壁の状態によって適切な工法を選ぶことが大切です。
外壁塗装は外壁の表面を塗り替えるため、内部が腐食している古い家にはあまり効果は期待できません。

ご自宅の外壁の状態を確認し、適切な工法を選びましょう。

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