寝室に窓を付けると失敗する?失敗談や後悔しない窓の設置のコツをご紹介します!

人間の一生の中で、睡眠に充てられる時間は1/3を占めると言われています。
そんな膨大な時間だからこそ、睡眠環境は良いものにしたいですよね。
しかし実際に寝室をつくってみると見落としがちなのが、寝室の窓の有無です。

今回は、寝室に窓をつける必要があるのかを実例から見ていきます。
窓の設置ポイントも解説するので、家づくりやリフォームの予定がある方はぜひ参考にしてみてください。

□寝室に窓は必要?失敗談をご紹介

寝室に窓を設置するかどうかの選択は人によりますし、もちろん取り付けて良かったという声も聞きます。
反対に、寝室に窓を取り付けて失敗したという意見もよくあります。
まずは寝室に窓を設置した方の失敗談を見てみましょう。

【失敗談1】室温調節が難しかった

窓を設置すると、夏は暑く、冬は寒くなりがちです。
快適に寝るために室温を調節しようとするとエアコンを使わなくてはならず、光熱費が高くなってしまうケースもあるようです。

【失敗談2】配置に失敗した

窓の場所は生活の様子を想定して決められますが、実際に寝起きしてみると想像と違った、ということもあります。

採光にこだわって高い場所に設置したために外の様子が見たくても見えなかったり、強制的に日が入ってくるので嫌でも子どもが起きてしまったり。
逆に低くしすぎると隣家から様子が丸見えになって、結局カーテンを閉めっぱなしにしている、という方もいます。

【失敗談3】掃除が大変だった

窓自体、凹凸がたくさんあって掃除するのが大変ですよね。
寒くなりやすいため結露も発生し、カビの原因になってしまうこともあります。
また2階に寝室があると、外から掃除するのも一苦労です。
メンテナンスのたびになくてよかったと感じている方も多いでしょう。

これらの失敗談を見ていると、寝室に窓を設置することに不安を覚えてしまうかもしれません。
しかし、お日様を浴びて爽やかに1日を始めたいという理想はみなさんがお持ちでしょう。
では、寝室に窓を設置する際に施せる工夫はないのでしょうか。

□寝室の窓選びで失敗しないポイント

実は、上記のような失敗談は窓の種類や配置を変えるだけで改善できることがあります。

まず、寝室に採用する窓は小さめにして、少し高めに設置しましょう。
小さいサイズで位置が高くなると、日差しの入る範囲も狭まり、採光はできていても直接顔に光が当たらなくなります。

また、窓の性能を考慮するのも大切なポイントです。
例えば線路が近い家なら防音がしっかりした窓、室温が大きく変化するのを避けるなら断熱性の高い窓、といった判断が欠かせません。
現代では窓の性能も大きくアップしているので、条件を書き出してそれに見合った最適な窓を採用しましょう。

□まとめ

寝室に窓を設置して失敗した、という方もいますが、工夫次第で優しい光が差し込む暖かな寝室を実現できます。
「快適な睡眠は寝具選びから」ですが、同時に環境も整えることで寝室をより豊かな空間にできます。
窓の位置や性能にこだわって、最高の寝室を実現しましょう。
新築や住宅のリフォームをお考えの方は、お気軽に当社までお問い合わせください。

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