コラム
COLUMN
我が家の断熱性を高めるために!素材で選ぶ断熱材
家づくりの際に、快適な暮らしができるように断熱材を検討したいけど、断熱材の種類や効果について詳細にご存知でない方は多くいらっしゃるでしょう。
そこで今回は、断熱材の種類とその効果についてご紹介しますので、ぜひお役立てください。
□断熱材の種類とその効果は?
断熱材を大きく分類した場合、3つに分けられます。
一つ目は繊維系断熱材で、細かな繊維の隙間に空気を閉じこめたものです。
このうち、ガラス繊維や鉱物を加工して石綿を使用したものは「無機質系断熱材」に分類されます。
古紙を再利用した繊維や廃木材などの植物繊維を使用したものは「木質繊維系断熱材」に分類されます。
無機質系断熱材は、害虫被害や防火性能に高い効果があります。
木質繊維系断熱材は、害虫予防や防火性能が高いだけでなく、調湿性に優れているため、結露しにくい特徴があります。
二つ目は発泡プラスチック系断熱材で、細かな気泡の中にガスを閉じこめた素材です。
発泡プラスチック系断熱材にも細かく分けて5つの種類があり、水や湿気に強い断熱材、防火性能に特化した断熱材があるので、それぞれの効果を捉えることをおすすめします。
三つ目は天然素材系断熱材で、羊毛を使用したものと炭化コルクを使用したものがあります。
それぞれ防虫効果があり、優れた断熱性能が大きな特徴です。
□断熱材を選ぶ際におさえておきたいポイント
断熱材は大きく3つに分けられますが、その中でもたくさんの種類があります。
そこで、家づくりで重視する面で断熱材を選んでみることも一つの考え方です。
重視することがコスト面の場合は、一般的に普及している繊維系断熱材のグラスウールやロックウールがリーズナブルでおすすめです。
希少性が高い木質繊維系断熱材ですと、グラスウールに比べて4倍ほどのコストがかかることもありますので、確認しておくことが大切です。
次に、重視するポイントが断熱性能の場合は、発泡プラスチック系断熱材や無機質系断熱材を選ぶと良いでしょう。
ライフスタイルに合わせて防火性や防音性も高い断熱材が良いという方には、木質繊維系断熱材がおすすめです。
性能を重視しすぎると家づくりの際の予算をオーバーしてしまう可能性がありますので、断熱材の特徴と価格をチェックしながら検討しましょう。
□まとめ
断熱性能によって日々の暑さ寒さに対するストレスを軽減できたり、光熱費を抑えられたりと多くのメリットがあります。
当社では、ご予算や家族構成に合わせて断熱材のご相談に対応いたします。
断熱材の特徴が知りたい方や予算以内で断熱性能をなるべく高くしたいという方は、お気軽にご相談ください。