ガレージとカーポートの違いとは?どちらを選ぶべきなのか解説します!

皆さんはカーポートとガレージの違い、分かりますか。
混同して使われてしまいがちな2つの言葉ですが、この2つには明確な違いがあります。
そこで今回は、カーポートとガレージの違いについて解説します。
さらに最後に、それぞれに合う希望をまとめたので、ぜひ最後までご覧ください。

□カーポートとガレージの違いについて解説します!

ここでは、カーポートとガレージの違いについて以下の3つの観点から解説します。
・構造の違い
・価格の違い
・税金の違い

*構造の違い

カーポートは屋根とそれを支える柱からなるものである一方で、ガレージは四方が壁(一面シャッター)に囲まれ完全に個室空間となっているものです。
カーポートでも、サイドパネルというオプションを付ければ三方を囲うことはできるものの、規格品として前方にシャッターを付ける設定があるものはありません。

*価格の違い

面の多さや建築の難しさから、ガレージの方がより費用がかかるのが一般的です。
カーポートの場合、柱を地面に固定すれば良いですが、ガレージの場合は、基礎工事を行いその上に本体をくみ上げる必要があります。
さらにガレージ内の床を土間コンクリートにする場合は、より価格が上がってしまいます。

*税金の違い

一般的に、カーポートは固定資産税がかかりませんが、ガレージには固定資産税がかかります。
ただし、カーポートの三方をパネルで覆った場合などは、住んでいる地域によって異なる対応を取られる場合があります。
税金はずっと払い続けていくものなので、疑問に感じたことは事前に役所などで確認しましょう。

□カーポート、ガレージどっちを選ぶべき?

上記特徴から、カーポートとガレージそれぞれに合う希望をまとめました。

カーポートがおすすめの方はこんな方です。
・設置費、維持費をできるだけ抑えたい
・雨風や雪がある程度しのげれば十分
・車の収納スペースをコンパクトにしたい

反対に、ガレージがおすすめの方はこんな方です。
・車を傷つけたくない、劣化速度を落としたい
・広い敷地を持つ
・庫内に収納スペースや作業スペースも確保したい
・予算に余裕がある

□まとめ

今回は、カーポートとガレージの違いと、希望ごとのおすすめを解説しました。
カーポートはガレージと比較して、簡易な構造をしており価格も安く、固定資産税がかからないといった特徴がありました。
そのため、費用を抑えたい方、車の収納スペースをコンパクトにしたいという方は、カーポートがおすすめです。

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