コラム
COLUMN
先進的窓リノベ事業とはどんなもの?申請時の注意点についても解説!
家の断熱性を高めるために、窓リフォームを検討されている方も多くいらっしゃるでしょう。
現在、「先進的窓リノベ事業」が行われており、所定の条件を満たすことで窓リフォームに対して補助金が支給されています。
今回は、そんな「先進的窓リノベ事業」について解説するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
□先進的窓リノベ事業とは?
先進的窓リノベ事業とは、条件を満たした窓の断熱改修に対して補助金を支給し、住まいの断熱性の向上を推進する事業です。
補助金を受けるためには、以下を満たす必要があります。
1.窓リノベ事業者と工事請負契約を締結し、窓のリフォーム工事をすること
2.窓のリフォーム工事をする住宅の所有者等であること
窓リノベ事業者は、申請の手続きを行って補助金の交付を受け、それを対象者へ還元するものとして登録されている工事施工者です。
また、補助金の対象となる住宅は、既存住宅のみとなっています。
建築から1年が経過している住宅、また過去に人が居住した住宅を指します。
対象となる工事は、窓の断熱改修で補助額が5万円以上である場合です。
ただし、ガラス交換、内窓設置、外窓交換(カバー工法)、外窓交換(はつり工法)を行う場合には、対象製品を用いる必要があります。
一方で、以下のような工事は対象外です。
・ドアの一部や欄間に取り付けられたガラスの交換
・店舗兼住宅における住宅部分以外の窓・ガラスのリフォーム
・施主支給や材工分離による窓・ガラスのリフォーム
・中古品を使用した窓・ガラスのリフォーム
□申請時の注意点について
補助金を受けるためには、期間内に申請をする必要があります。
期間は、2023年3月下旬から2023年12月31日です。
それに加えて、「2022年11月8日から2023年12月31日までに工事請負契約を締結したもの」「事業者登録の後に工事を着工し、2023年12月31日までに工事が完了するもの」である必要があるため、注意しておきましょう。
また、申請期間内であればいつでも問題ないとは限りません。
予算が尽きたら打ち切りとなってしまうため、2023年にリフォームを検討している方は早めに動き出す必要があるでしょう。
□まとめ
先進的窓リノベ事業とは、条件を満たした窓の断熱改修に対して補助金を支給し、住まいの断熱性の向上を推進する事業です。
補助金を受け取るためには条件があるため、当てはまっているか確認してみましょう。
また、期間内であっても予算が尽きてしまうと終了するため、早めに計画を進めてくださいね。